NETWALKER触ってきました。

非常に面白いツールだと思いました。
UbuntuというOSを搭載したデバイスなのですが、正直OSはもうどうでもいいかと・・・・
気帆的に多くの人がその状態で使うとすればなのですが・・・・
とりあえず、最初の印象としては「遅い」というところ。
たとえば起動直後にブラウザーを起動しようとすると20秒ほど
OpenOffice Writer(いわゆるワープロソフト)を起動しようとすると30秒以上。
このあたりはどうなんだと思うのですが 一つ救われるのはSmratPhone等と同様この状態で停めておけること。
3秒の起動というのがそういったものに対してどうなのかということはあるのですが、起動した状態でいるならそれも気にならないような気がしました。
必要なアプリケーションは とにかく先に起動しておくという使い方であれば問題ないでしょう。
 
WEBに関してはWifiがつながっていて見ることはできたのですが、最初が遅いというイメージの表示。
このあたりに関しては、もともとそういった用途を前提に考えたSmartPhone(といっても標準のブラウザではないのがつらい)のほうが読み取り中に表示するなど遅い通信に対しての対策が立てられているので良い感じがします。
ですが、画面の広さは魅力的でフル画面表示にするとXGA表示のPCとほぼ同じ表示。
画面再現性に関しては、画面の広さも手伝ってこれはPCと見惑うほどです。
 
日本語の入力に関しては比較的自然に日本語が出てきます。
古いPCなどでは日本語入力の変換候補の表示などに時間のかかるものがありますが フラッシュメモリーの利用や辞書の構造なのか自然な感じがします。
このあたりはかなり注力されたのではという印象があります。もっとも辞書の良しあしに関してはわからないのですが。
キーに関しても賛否両論というところ。
私は、そう悪くないかと思います。
工人舎 SCのキーと比べれば、キートップのサイズの関係などでこちらの方が押しやすいかと思います。
 ただ、入力のタイミングが取りにくく タッチミスの発生を指で感じ取れないことと、やはり「A]のキーが一番端で横幅が大きくなっているということがなまじ慣れているキーの影響を受けて押しにくくなってます。
どうしても左から二番目のキーが「A」であると思わせる形のキーなのです。
ローマ字入力の母音キーなので慣れるまでかなりの確率で間違えることが予想されました。
ポインターに関しては、残念ながら慣れ親しんでいるのでこういうものだとしか思えません。
すこし、処理が追い付いていないのではと カーソルが止まる時がありそれは自分のイメージと合わない動作とはなります。
 
これをこのままで使うのであれば、良いかとはおもいますが、E-Mobileをはじめ(今はそれしかつながらないらしい)USBデバイスのQANを付けると考えると本体とのバランス上悪いことと、ネットを調べると出てくるのですが 先日より書いている通り モデムの消費電力が馬鹿に鳴らないことが報告されています。
USBモデムを使うと2〜3時間でバッテリーの警告が出るそうで、これだと「使える」というバッテリーの持ちそのものが疑問視されます。
持ち歩くWiFiモバイルアクセスポイントのようなもので使うという使い方が良い感じがしましたが 今のところ入手できるものが限られる。
Mifi等があるといいのですが・・・・
そういったものを考えるといいかもと思えるのですが・・・・どうでしょう?
お買いになった人たちのレビューが楽しみです。