E5830でのSmartPhoneの運用

SmartPhoneの特徴は携帯電話でありながら高度な機能を持っているものと言うふうに理解しているのですが
日本で使う場合にパケット通信をメインに考えるとずいぶん割高な契約形態となります。
比較的安価なものを用意している WILLCOME-Mobile等もありますが コチラの方は通信方式が世界的なスタンダードでないために対応する端末が専用のものしか無いわけです。
端末の保持台数分だけSIMカード(この場合は携帯電話キャリアとの契約の意味)が必要となってしまいます。
 
「手が二本しか無いのに端末台数が何台いるのだ?」
と、近しいものからよく言われる訳ですが そう言われても用途に合わせて使い分けると一台では辛い・・・訳です。
で、思い立ったのですが電話と思えば確かに複数台持つ必要性はSmartPhoneに比べて低くなるわけです。
回線を仕事とプライベートなどと分けて考えるからそういった必要があるだけのことで 用途に合わせて
「こちらの携帯電話の方が より声が男前に聞こえる(あれば是非欲しいわけですが)」と言うことはないわけです。
SmartPhoneの場合、音声の機能では差が無いもののパケット通信をして得たデータの使い方には色々な差があるわけです。
リモートコンソールでPCを操作したり、地図を表示したり、WEBを見たり、etc
端末によってそれぞれの特徴があり 利点・欠点があり複数台持って使い分ける意味が出てくるわけです(と思ってるが正しいかも)
ただ、端末は複数台にも関わらず お財布は一つ。
いや、もしかしたらお財布は1/2かも(世帯で一つの財布だから)
だとすると資金には限界が出てくるわけです。
 
思えばなのですが、前述通り音声に関してはどれもそう変わらなくてパケット通信での利用に関してのみ差が出てくると言うことなら・・・と使い始めたのがモバイル3Gルーター E5830(妄想モード)なのです。
DOCOMOの回線そのものは使えないようですが、回線業者によってはMVNOで提供している所などはどうもつかえると言う噂を風の便りに聞いたりしたわけです。
モバイルWifiルーターは、SmartPhoneの機能として使えるものもありますが それだけの機能のものも販売されています。
単機能の物の方が一般的にはコンパクトでバッテリーの持ちも良く出来ています。
日本ではE-Mobileから販売されているD25HWという機種がそれに該当します。
ただ、E-Mobileだけでは通信の出きない場所もあるので、DOCOMOMVNOなどで使えると言われるMifiやE5830という製品があります。
 
MifiとE5830の違いはメーカーが違います・・・・
と言うだけではなくここで違いを言うなら、やはり形状から異なります。
分厚いカードサイズの端末のMifiに対して、D25HWと全く同じ形のE5830なのですが
E5830の多くは「3」とかくハッチソンというキャリアの専用品が流通しているのですが 購入した状態ではSIMロックが掛かっており他のキャリアのSIMが使えないものだったと言うのが最も大きな違いでしょう。
発売当初のものは、アクセスポイントを設定する(書き換える)機能も無いものがあり 他で使うにはどうにもならない物だったようです。
最近ではSIMロックを解除する方法も一般化しているようで、比較的安価に流通しています。
ただ、未だに古いものも流通しているようで日本語では見たことはありませんが だめだったと言う書き込みがいまだに見られたりします(どちらかというと設定ミスな気がするが)
EBAY等でも流通しているが、現在が底値で実際にはもう少し価格が上がるだろうと私は予想しています(高いときに買ったから少し悔しいらしい・・・)
対してMifiは幾種か出ているものの、多くのものがロックもなく 最初からWEBでの設定機能などがあり安心して使えるものと聞いています。
また、交換用のバッテリーも既に発売されており 一日中使うような運用形態を考えるとこちらがオススメとなるようです。
香港電脳買物帯さんや、Poketgamesさんで販売されており日本語でも注文を受けることができ サポートも受けることが(ハードウエア)できるのは大きな利点でしょう。
E5830も私が購入したものから正規かどうか知らないのですがBIOSのアップデートがなされており
それに入れ替えるとMifiと同様WEBの管理画面が使えたり、Wifiの連続設定が出きたりと機能がかなりアップせれています。
 
では、モバイル3Gルーターを持っていると言う前提でSmartPhoneの使い方なのですが・・・
まず朝ですがモバイルルーターの電源を入れます。
設定はWifiを常時有効にして、3Gに関しては通信が発生した時のみ自動的に接続に行き3分程度で切断するようにしてあります。
Wifiに関しては安心はできないものの接続出きない機器があるのでセキュリテイはWAP(2でない)程度と設定しています。
ちなみに、Wifiのセキュリティをソフトで処理している場合 ルーターのCPUの負荷が違う場合があるのでバッテリーの持続時間に差が出るかもしれないので表記しています。
で、朝からつけて通信を時々行って 約5時間程度使えます。
SmartPhoneの中でもSIMロックの無いものであれば SIMかdーを入れていなくても起動は可能です。
WifiをONにした状態であれば、起動後画面が表示されている状態であればモバイルルーターに接続に行くようになります。
ActiveSyncを有効にしておくと(PushMailの受信)定期的に時間がくれば受信モードに入りWifiの接続を待ってメールを受信してくれます。
わたしあh無理だと思っていたのですが WMでは待っての受信に対応しているようです。
勿論、起動してからWifiが接続するまでの時間に遅延がありますが WEBを見たりTwitterを見たりの用とにも対応出きます。
自動更新されるRSSリーダー等ではソフトによって(というわ私の試したものはダメでした)できないものもありますが それ以外でSmartPhoneの多くの機能がそのまま使えます。
で、事によればそのままPCを起動しても同時に接続してPCのWebを見たりのインターネット接続もできます。
SmartPhoneの電話以外の用途と言うことであれば多くの機能がモバイルルーター経由でも使える訳です。
これでSmartPhoneが複数台となっても一つの通信回線でまかなうことができるわけです。
勿論、PCを含んでもと言うことです。
 
現在、前述通り5時間程度の持続時間で2時間程度の通信でE5830のバッテリーが無くなってしまいます。
ということで一日中となると少し運用的に辛くなります。
交換可能なバッテリーとバッテリー単体の充電器が登場すればその問題は解決すると思うのですが、現状はUSB経由のモバイルバッテリーのようなものを接続してつかわ無ければいけないようです。
私の環境だからなのかUSBで給電中には3G回線への自動接続が働かなかったので 常時ONでセッテしなければいけませんでした。
Mifiなら交換しながらの運用が現在でも可能です。
特別な設定なしにSmartPhoneやPCを複数台使うのに、モバイルルーターと言うのは便利な機器のようです。