Twonkyを使って垣間見える未来

Twonky ManagerというPCようサーバークライアントソフトがあります。
ここから DLNA対応のテレビやメディアプレーヤーに画像や動画を配信したり、ほかのPCやHDDにある動画を経由して映したりと 先日、イベントに参加させていただいていろいろな体験をさせていただきました。
そのうえでの話なのですが・・・・
実は、タイトルにも「未来」と書かないといけなくなったのはいろいろとやってみたもののうまい構成を組み切れなかったからなのですが・・・
せっかく 「みんぽす」さんに アイ・オー・データメディアプレーヤーもお借りしたのですが まったく異なる構成でのシステム作りに胸ときめいてしまったわけです。
というわけで 構成も全くできてなくて 動くわけでなく きっとこうなるだろうという話なので 検証できていない話だとご理解ください。
 
私の車には無線LANの電波が飛んでいます。
と、いうのはWiMaxもしくはE-Mobileだったり DOCOMOだったりのルーターがあるからです。
なぜ社内に必要かというと、Viliv S5が車載PCとして頑張っているからです。
リアルタイムに見るなら、SlingPlayerで自宅のテレビを見ることもできますし、録画されたものなら Orbサーバーを通じてみることができるわけです。
WiMaxで大阪にいる限り不自由することが無いので(行動範囲の大半が大阪市内ですから)ストリーミングしながらの移動も問題が無いわけです。
もちろん、GoogleMapで地図を表示したり そこにGPSでポイントを置いたりといろいろな使い方ができるわけです。
もちろん、SmartPhoneを使うにおいても 高速で通信が可能なことから車ではこの環境がベストなわけです。
車に乗った時に端末のスイッチを入れれば、降りる時に切り忘れなくても 10分ほどで自動的にOFFされる NECのWM3500Rはバッテリーの持ちからも非常に便利な端末なわけです。
そしてルーター機能があるので、まるで家の中にいるかのように ネットワークも構成可能なのです。
というわけで、Viliv S5にTownky Managerをいれて Androidの携帯を操作できないかという事です。正確には逆ですね Andoridの端末でViliv S5のモニターを操作できないかというものです。
 
イベントで見せていただいたのはSamsungの大型の液晶テレビに映し出されるもの。
携帯電話の端末に表示されるべき動画が大型テレビに映し出されて 「すごいっ!」となるわけですが これは非常に限定的な使い方ではないかと思ったわけです。
例えば友達が遊びに来てこれを見てほしいと 携帯電話を差し出したところで 同じネットワークにいないと表示できないわけです。
同じネットワーク内にいると、設定にもよりますが 誰でも端末アクセスが出来てしまうという状態となるわけです。
家じゅうのアルバムを来客者が自由に閲覧できるようなもので 当然見てほしくない写真も存在するわけです。
ディレクトリーを分けてプライオリティを付ける等は結果的にまた違う方向を向いてしまいます。
というわけで お友達と見せ合いをするときには やっぱりメモリーカード経由だったりするわけです。
 
電車に乗っているときにぐるりとまわりを見回すとどうですか?
恐らく携帯電話をいじっている人は数人ではないはずです。
携帯電話はゲームだったりメールだったりという非常に大事な端末となっています。
幾つか頭に残ったイベントの話の中で、TwonkyのAndorid版サーバーに関しては Androidの内部インターフェースを利用しているので DLNAの出力に関してはガイドラインにのっとって作られたアプリケーションの場合出力が可能な場合があるわけです。
どこまでかという点はありますが 例えばDLNA対応のモニターがリビングの大型テレビではなく 車のカーナビに使われているモニターだったらどうでしょう?
私はそれをViliv S5でやってみたいと思ったわけです。
携帯電話のワンセグ機能や、メディアプレーヤー機能がそのままカーナビの画面に表示されるわけです。
子供が車に乗っていれば 後ろの席に見にくいとなれば同じデータを子供の携帯電話で後ろの席で見ることもできるわけです。
もちろん、チャンネルを変えたりや画像の変更は 高機能リモコンばりに携帯電話から行えるわけです。
メールの画面は確かに携帯電話でとなるわけですが 添付で写真が付いていたら、その写真をカーナビの画面にビームして表示できます。
少なくとも携帯電話より大きな画面で見ることができるわけです。
 
残念だったのはTwonky ManagerがViliv S5にとっては重いアプリケーションであったこと。
うまくAndroid端末から動画を送って再生することが出来ない事。
恐らくWifi関連だとは思いますが パフォーマンスも完全に振り切っているので もう一ランク高いUMPCが必要なのかもしれません。
車内のネットワークに関しても、完全に安定した環境ではないようでした。
故に、快適に楽しくというより ぎすぎすと設定と再送信を繰り返す姿でレビューを書くに至らなかったわけです。
ですが、これがDLNAのただのモニターだったらどうだったろうかと思うと 無い以上それ以上のことは言えないものの、Youtubeだったり 携帯内のマイクロSDカードの動画であろうが 今撮ったビデオであろうが 少なくとも車の中の全員で楽しめるわけです。
恐らく家のリビングなんかより、車載のインターネットに繋がらなくても良い Wifiルーターがあれば なんて思うわけです。
これならすぐにもAndroid携帯と欲しいという方も出てくるのではと・・・・
結果的に試す事は出来なかったものの 構成によっては楽しい車内になるのではと・・・・
車載AVはこれから ワイヤレスDLNA対応が当たり前とか・・・
 


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蛇足ですが
これは、個人の感想として イベントそのものを否定するわけではありませんが Twonkyの説明で 「いつでも、どこでも」の部分に非常に私は共感しましたし 故に素晴らしいと思い イベントも楽しませでもらいました。
唯一、一点のみどうしても納得がいかない点があります。
私はイベントを聞きながら頭の中には既に車の中での利用など、夢に描いていましたし そのための手段と 機材の調達方法を考えていました。
故に最も気になった点が携帯電話をサーバーとして使えるなら、3G回線を経由したTwonkyの構想もあるはずだと思ったわけです。
正式な回答を得られるとは思えないものの 聞かずにはいられなかったわけです。
Twonkyの提供元である PacketVideoの方でない人のお答えでしたが
「3Gを使わず Wifiを使うなど回避方法はいくらでもある・・・」という回答に正直失望しました。
そんな不自由な自由などを 「いつでもどこでも」と表現されるのはちょっと納得いかないわけです。これはおそらくPacketVideoさんの発言でないからこそこんな回答が返ってきたのだとは思います。
車で使うとなれば 携帯電話の回線を使いたいのです。
携帯電話をWifiで繋いで、携帯電話の中のコンテンツだけ見られるだけなら ここまでの設備は必要ないわけです。
自宅のPCともシームレスに、「いつでも、どこでも」という接続が将来像にあるのならば  私の考えたような 車の中の使い方ももっともっと魅力的なものに写ったと思うのです。
何度も言いますが 個人的な理解での話なので 公的見解ではないところに引っ掛かっていただけです。