今日は神社にお祓いしてもらいに行ってきました

冬という事もあるでしょうが、やはり霊験あらたかな場所らしく 空気が清浄な感じがします。
空までも 何もないかのようにすっと光が溶け込んでゆくような・・・・
見上げると、落ち切らなかった紅葉の葉が1枚 、負けるもんかとしがみ付いてました。

宮司さんのお話によると 
「神話を皆が忘れると100年で国が亡びる」という話があるそうなのです。
確かに、人を思いやる心よりも 自分の利益を優先するという事が効率が良い事は解るのですが それでは多くの人が協力してする仕事はできにくいわけです。
神話がとかいうのではなく 国の根幹を示すものとして 先人の知恵を破棄して 新たな情報だけを食べてゆくのでは 地理的条件の良い国にはかなわないわけです。
 
日本の事を言うなら 確かに飢饉なども少なくなかったわけですが 日本各地で色々な文化が育ったわけです。
文化はこういう言い方をするとあれですが ご飯を食べる事を最低限とすると1日中をそれに費やしていなくても大丈夫な時間があったという事で
それが中央だけでなく 各地方で存在したわけです。
情報と交通の発達で各地の情報が入ってきた途端それらが古い物として どんどん廃れていったわけですが
何も全部なくしてしまわないとダメなわけでも無かったわけです。
比較して悪いのですが、同時期 日本軍が初めて韓国に出て行ったころの動画がYoutubeに上がっているわけですが、身長は男性が現在の女性でも低いぐらいの人が殆ど これらは栄養事情を物語っているわけです。
 
過去の知恵というのはそういった時代に 人々が協力し生産効率を上げて 文化を作る余力を生み出したわけですが
その為の仕組みとして 現在の倫理観等があるわけです。
国際的になるという事はそれはそれで大事なのでしょうが、国際的になったが故に日本で無くなってしまうなら 前述の国が亡ぶという事なのでしょう。
現状、アジアの発展国はどうもその方向に向けて邁進を進めている訳で 日本もその例の漏れないわけですが いち早く発展したおかげでそれでもこうしてちゃんと残っているものもあるわけです。
天岩戸の伝説に出てくる神様を祭っている神社だったのですが 未だ聖域としての凛とした空気を保っていました。
この緊張感ともいえる空気感は やはり日本人だなと思わせてくれたわけです。
 
行き過ぎたやり方を戒め、新しい物を生み出すことを良しとする根本的な思想が 神話には有り それだけでも忘れなければと思ったりするわけなのですが・・・
written by HatenaSync