インテルの新ブランド「VIIV」

チッチキチー」です。
Intelの中の人が言った言葉は衝撃的です。
プラットフォームとしての製品はあっても、そのブランドは 何を意味しているのかわからない様な物というのは面白い説明です。
あまり関係のないことなのですが、こういう表現をしたということだけが面白くて。
でも、それだけで終わってしまうとあんまりなんで少しだけ
 
Tvの見れるPCはあるけど、みんなでリビングでくつろいで見れるものがない。
そういったところにPCのプラットフォームを持ち込もうということ。
少なくともこれまでセットトップボックス等 インターネットを持ち込もうとして 幾多の機器が出てきました。当時は回線環境やハードウエアースペック、何よりもコンテンツに何を提供してよいのかわからない状態。当然はやるはずもなく・・・・
 
有線の提供する「Gyao」などはPCの環境を使った、無償の回線を利用したコンテンツだからこそ成立するビジネスモデルで、「衛星放送にシフトしていった結果CATVや衛星TVの多チャンネルにTVの視聴者は奪われ 今のようにCMの収入でやっていける番組はなくなってゆくかもしれない」なんて懸念を多くの人が持っている中、CMの収入でコンテンツが提供できるということを示した(採算性は現在のところ不明)。
そういったコンテンツが提供されている現在の状況ならば、TVで見れない番組を家族で楽しむというスタイルも可能かもしれません。
もちろん、加入しているプロバイダーによっては、それ以上の番組をサービスしているところもあります。
ただ、それをリビングに持ち込むだけの求心力がない。
32インチのワイドディスプレイをつけて リビングのテレビのサイズと変わらなくなってもこれはPCでリビングに入れないなんて・・・・
 
いや、入ってますよ?!
以前行ったおうちでは、PCとしてよりもTVとして大活躍。番組表の出るテレビデオとして働いていました。
簡単に言えば 昔で言うテレビデオみたいなもの。一台の機械に全部入っています。
PCとしても使えなくてもいいじゃんというような 持ち主のお父さんが一番小さくなっている機械が・・・
これはリビングに溶け込んでいるというよりも 奪われているという言い方も。
しかし、これが日本のリビングの正しい姿といえるのではないのでしょうか?
 
ただ、PCとして使えても こういったPCは そのGyaoなんていうのも再生しないPCなのです。正確に言うと、お父さんは触る時間が与えられていないので PCに対するスキルが無いもんだから 子供が中学生に在るぐらいにならない限りこういったものがブロードバンドでの放送を見たりしないものです。
それはともかく、Intelのプラットフォームの価値はそれでも売れたらよさそうなもの物なのですが、Intelはかなり危機感を持って売り込みに走っているようです。
日本では、高性能なこんなPCが家庭に入っているのに。
 
ここはやはり国民性と居住関係の違いでしょうか、32型ぐらいは大きいテレビに入らない。
りびんぐでみんなで見るテレビは 40インチのプロジェクターだったりするわけです。
PCはあくまでも自分のものであり書斎に入っていたり、部屋の隅のパソコンラックだったりするわけです。
チューナーカードが思ったほど売れないわけです。
WindowsXP MCEの時もそうですが、世界は狭くなり情報はあっという間に世界を回りますが やはり国による国民性の違いはそう感嘆には消せないようです。