当社比2.5倍です!!

「え〜お得!!」と通販なら おばさま方が顔を見合せながら感心するところです。
そして声高々に司会者が 商品名を連呼する。
通販番組の黄金のパターンです。
では倍率は大きければいいのか? それ以前にこの倍率は何だ?
 
WMマシーンは、標準といえるディスプレイサイズにQVGAがよくつかわれます。
一般的な用語でQVGAと言われる解像度です。
たとえば、X01HT等です。
それ以外にVGAと呼ばれる640x480の解像度のものもあります。
ちなみに、W−Zero3等です。
ただ、VGAの解像度のものはあるのですが、多くのアプリケーションがVGAの解像度に対応しておらず、基本部分の設定を弄って 解像度を上げない限りその恩恵をあずかりにくくなっています。
そして、320x320の変則解像度もあり、確かTreo等がその解像度だったかと思います。
 
解像度=情報量と普通では考えられるのですが 一概にそうはならないのがどこまでも細かくしてゆくと目が付いてこない。つまり小さすぎて見えないとなってしまいます。
たとえばW−Zero3esの液晶をVGA化して使ったりすると、表示によっては読めなくなったりするわけです。
では、意味がないのかというと、細かい部分において大きく違い 文字が奇麗に見えて同じサイズの文字を表示すれば見え方が違う。明らかにVGのほうが読みやすく良いことは間違いないです。
でも、画面サイズと解像度があればもっと良くて情報量が増えるわけです。
ただし、画面サイズが大きくなれば 当然本体サイズが大きくなりそして本体サイズが大きくなれば重くなるというのが物理の法則の世界です。
そのうえサイズアップした画面を明るく照らす為のバックライトも大きくなるためにバッテリーも巨大化します。
 
今回のEM・ONEはおおよそ初代W−Zero3と同等+のサイズです。
画面サイズは大きくなったのですが良く抑えられたと思います。
そして、画面全体が段のない液晶なのにタッチパネルになっているのは結構すごい技術のように思われます。
そして、そのサイズの中に2.5倍の解像度の液晶があることが最大の特徴のように思われます。
例えば、アプリケーションにおいて 少し前Palmでもいいです。メールクライアントの画面を想像してください。
まずタイトルの一覧画面があって、そのタイトルの一覧の中からメールを選択すると画面いっぱいにメールが表示されます。
そして、キーで次のメールにジャンプしたり タイトル一覧画面に戻って選択したりするわけです。
これがPCのメーラーならどうでしょう。
左側にフォルダー一覧があり、真中にタイトル一覧があり、そして右にメール本文の内容が表示されます。
もちろんタイトルと本文が縦に並んでいる人もいるでしょうが、ワイド画面が増えて縦派の人が増えてきたと聞いています。
解像度の変化は大きく、よりPCライクにそういったメーラーを使うこともできるようになるのです。
「そんなメーラーが無い」最近WM機をあまり熱心に触ってないのであったらごめんなさい。でもそういう声も聞こえてくるかもしれません。
でも、WEBメーラー等はそういった画面ですよね。
表示するブラウザーに依存しますが、フレームに対応したブラウザーなら普通のPCメーラーのような画面で表示されるはずです。
これは、この解像度だから使える画面ではないでしょうか?
 
OSの関係で、アプリケーションが一つの画面に複数並べて表示したりはできないのですがアプリケーションの中で、特にWEBベースのアプリケーションなどではPCでの利用を標準にしてSVGAを最低に設計されているために横幅の800の解像度があれば許容されるものが少なくありません。
そして、横に並ぶことで閲覧性を良くしたPCのルールにのっとった改善を見せてくれるかもしれません。
エリアに制限はありますが、エリア内である限り高速の通信の提供されるEM・ONEならWEB基本の使い方もありかもしれません。
 
OSのサポートしていない解像度を、WM6の技術を使って特注でかなえたために アプリケーションでの対応に関しては実物を見るまでは不安感一杯なのですが 少なくともいままで聞いてきた話ではOKそうな・・・・・
今回のEM・ONEの使い勝手の根本は恐らく回線になるでしょう。
私の会社は東大阪で、4〜6月に開設予定のエリアです。
さて、どのタイミングで開設するかとスケジュールどおりに進むのかは今後を占うのにいいサンプルかなと思ったりするのは思いすぎかな?