無錫・蘇州・上海 三泊四日の旅行に出た 2日目 その2

さて、その次に行ったのは シルク製品のお店。
この前までもあるわけですが ツアーが用意したお土産物屋さんなので押して知ってください。
ただ、言った土産物屋さんの中ではこれが実は一番面白かったわけです。
そんな時に限って写真が無いわけですが・・・・
 
まず、シルクの作り方ですが 蚕の繭を解いたものというのはみなさにょくご存じだと思います。
今でこそ・・・・なのですが 中世以前のヨーロッパでは魔法の織物だったわけです。
なぜそうなのかというと あちらには蚕がいないからでして 蚕の繭は1本の糸で出来ていて それを7本束ねて糸にして使うわけですが とにかく繊維として細くて丈夫です。
考えてみれば当たり前なのですが 頭からお尻までこの糸は一本で出来ています。
それ以外の織物の材料でヨーロッパで一般的となると やはり最も有名なものは羊です。
羊の毛は短い毛を集めてそれを絡めて糸状に伸ばしたものです。
それに対して 絹は一本の長い糸をより合わせたものなのでとにかく長くて細いものが1本で出来ているので 繊維と繊維の絡まりあいで成り立っている綿に比べて細いわけです。
この糸で作られた布は考えられないぐらい薄くて丈夫なわけです。
シルクロードをわたるはずなわけです。
勿論、その糸を紡ぐところもやっていたわけですが(現在は機械でくるくる回っているだけでした)

面白かったのはここではなかったのです。というかこんなの見たことありますからね。
 
面白かったのは繭を作るときに狭い箱の中に蚕の幼虫を二匹入れておくと 二匹が仲良く一つの繭に収まるようになるそうです。
二匹が一つの中に入っている繭はサイズが大きくなります(って当たり前?)
でもこの繭の特徴はそこにはありません。
二匹で繭を作ったことによって、絹の特徴である1本の長い糸という特徴が消えてしまい 二本の糸が絡まりあった繭となったわけです。
絡まっているので網状になっていて 水の中につけて伸ばしてみてもどちらかに偏ることなく広がっても密度がほとんど変わらないわけです。
で、U字型を逆さにした治具にグサッとかぶせて広げます。
で、数枚重ねて丈夫な絹袋を作ります。
それは最初の段階では口径30cmぐらいで その後60cmぐらいにもう一度広げます。
顔が写ってない写真となると ある程度限定されて見にくい写真ですが こんな感じの治具です。

これを別の部屋でエイヤーと広げるわけなのですが これが見ものでした



三段階で撮っているのですが ここまで広がります。
で、ちょうどお布団のサイズに。
これで外側に布のカバーをつけると(色つきカバーはそれもシルクだそうです)掛布団の出来上がりのようです。
夏物、フルシーズンとあるわけですが、シルクですので虫を寄せ付けにくく 軽くて保温性が良さそうで 実は欲しかったのですがやはりかさばるので(圧縮梱包なので A4サイズのノートPCの入るアタッシュケースぐらいのサイズまで圧縮)踏ん切りがつきませんでした。勿論、繭を広げただけなので 綿の偏りとかも出にくく良いような気がします。
確か6000円ぐらいからだったと思います。
面白いのは シングルもダブルもセミダブルもみんな同じ値段です。可笑しいなと思ったのですが よく考えると どれだけ伸ばしたかで中身の量は一緒なんですね(笑
で、衣服等も売っているので最後にファッションショー!!ってこれいりますか??

 
それから次は昔のお金持ちの庭園 です あれ?これが留園だったっけ?? 既に記憶があやふや












見ていただければ解るが もう十分お腹いっぱいだと思います。
でも、まだ続きます。
 
次もお土産物で、両面刺繍のお店です。
表面からみても裏面から見てもきれいな刺繍が見えるという不思議な刺繍です。
裏側では見えないほど小さい返ししかつけないで塗ってあるのでしょうが素晴らしい技術です。
ただ、お値段も素晴らしいので・・・・
ちなみに、安価なものは安価なりで というか一緒に並べたら元のまで安っぽく見えたいますよね!!
このお土産物屋さんは素晴らしく、なんとご飯をご馳走してくれるお店で 故に・・・・という感じなのでしょう。
ここまでで一応本日のツアーが終了。
 
の、筈なのですが そのままオプショナルのナイトクルーズに。
実は、オプションは突然教えられて(今日のお昼よ!!)参加する人はと言われたのが マッサージとナイトクルーズ。
ここから帰る手段も説明されていなかったので 何かに参加しないとダメかもと 参加したのですが そこまでは悪どくなかったようで 帰るバスは用意されていました。
で、ナイトクルーズなのですが・・・
これはいかに夜に強いNEX5と言えど さすがに船の揺れまでは吸収できずに写真はほとんどありません。
僅かにあるのは

これぐらい・・・・・
 
ちなみに降りてからはちゃんと撮れました




この二枚は同じ景色をフィルターありと無で撮ったものです。(追記:サイズが小さかったのでWEbでは解りませんでした)


これらの写真は 手持ちでISO3200で撮影してますので夜間撮影の強さを出しているものですよね!!
 
そのまま、夜の街を歩いてバスの乗り場まで・・・・





で、ホテルまで・・・・・と言う所で事件は起こった。
じつは朝の寒山寺のあたりで二台編成のばすの私が乗っていないほうの1号車のタイヤがパンクしてえらいことになったわけだが
ここにきて迎えに来た二号車のエンジンがぐずって動かなくなった。
急遽別のバスを呼んでやってくるまで約30分
熱くて この状況ではどこにも動けなくて道路にへたり込むのでした・・・・
 
順番に追っているので抜けていたのですが ホテルの部屋はこんな感じです。
バスルームがトイレまで丸見え(ブラインドで隠せます)なのはちょっとですが エクストラベッドを入れてこれですからかなり広い部屋です。



けっこうアメニティも充実していました

時折海外では見かける(ある時は殆ど風呂桶が無いのですが)このタイプのシャワー。私大好きです。

 
という訳でホテルの部屋に入ったのが10時半ごろ(現地時間)と完全なお休みモードでした。



written by HatenaSync